秋ですよ クロスカブで出掛けた 最終
秋祭りの迫力満点の奉納相撲を観戦した後は
白峰の町を散歩
まじまんじ笑
ここ白峰は重要伝統的建造物群保存地区に指定された
落ちついた風情ある景観が魅力
商店や住宅に屋号の表札が掛けられていて
面白い
豪雪地帯の町は
ほとんどの家が一年中、屋根雪おろしの為の梯子が掛けられている
中でも与平さんの大梯子が有名なんですが
改装中で観ることが出来なかったのは残念
信用金庫も木造の瓦屋根で景観に配慮しているのが分る
雪深い町だから消火栓も多い
白峰は、まだまだ見所があるし
また来よう
観光中の団体さんも見かけた
白峰を後にしてまた国道157号線に出て
金沢方向に舵を切る
手取川ダムが右手に現れると急に下り勾配がきつくなり
それから、また少し緩やかな下りになる
ここで寄りたい処があるので行ってみた
はてなブログで読者になっている、万年NAさんに教えて頂いた
旧い「濁澄橋」を見に来た
橋上から上流方向(尾添川)を覗き込む
20メートルほどあるかな
逆光で分かりずらいが、澄んだ手取川と濁った尾添川が合流
している ところの橋だから「濁澄橋」
上に見える鉄組は国道に掛かる新しい濁澄橋
この橋に関しては先週、たまたま読んだ
白山紀行(しらやまきこう)という本に出てきて興味深々で読んだ
白山に興味を持っていた藩の仲間3人を連れて白山登山を終えて
帰路に濁澄橋を渡った文がある
「小嶋村(木滑新)に濁り澄の橋といって高さ十二、三間ばかり
長さ十二間、幅九尺ばかりの橋がある。
橋の少し下流で牛首川で合流している」
牛首村からの帰路は幾度も危ない橋を渡らなくてはいけないとある
本の原文は加賀市図書館にあるとのこと
小原益は画家でもあり文と一緒にこの紀行の絵も残している
見てみたいな、200年以上前の「濁澄橋」を
さて、クロスカブでのツーリングは大型バイクじゃ躊躇するシーンでも
ためらうことなく入り込める、そんな使い方があっているし
今回の距離でも消費する燃料は3リットル弱と実に経済的である。