スーパーカブの本
今年に入ってから図書館通いをしてます。
昨年は、一度も行かなかったのに・・・
だんだんと利用者が増えてますねぇ!
特に目立つのが30~40代の主婦らしき姿。
パートを解雇になっなのでしょうかね。
ヤレヤレって感じです。
図書館に行ったら必ず目を通すのが、乗り物関係の本だが
そこでこの本を見つけました。
スーパーカブは私と同じ1958年生まれで
親しみを感じているし、高校時代に3台のホンダに
乗っていたが普段の足は、二千円か3千円で買った
OHVエンジンの茶色のカブでした。
この本を読んで関心したのが、開発の段階で
すでにホンダは環境問題を考えていたこと!
本田宗一郎さんの「煙を吐く汚いのはダメだ」の一言。
今でこそ4サイクルエンジンは当たり前のことだが
当時の小型バイクは2サイクルが一般的で
後から出た、カブに似せたヤマハのメイトやスズキのバーデイは
モクモクと煙を吐いていました。
これは、今でもはっきり憶えている高校の時の
どこかのおっさんとの会話です。
「あんちゃんのカブはホンダやしイイなぁ~
わしのカブはヤマハやしオイル焚ないかんし高くつくし
汚れていかんわい」
そう。ヤマハのカブに?スズキのカブ?!!
そんな呼び方する人たくさんいました。
こんな言葉を聞いた他メーカーは
完全に負けを感じていたことだろう。
あと、印象に残ったのが
「絶対に他のマネはするな!」
これも宗一郎さんがいつも言ってたそうだが
この言葉無くして
あのCVCCエンジン搭載の初代シビック誕生は
無かったであろう。
さて、今年、F1レースから撤退したホンダだが
その分をエコカーの研究開発にあてるらしい。
まだ、F1に出るようだし
ここに来てハッキリ両社の性格の違いが
出てきて面白いです。
近い将来、スーパーカブのように安くて
便利でカッコイイ!クリーンなクルマが
大ブレイクするかもしれない。