XS650 サイドスタンド修正
XS650の車体が傾きすぎてキャブレター内部でオーバーフローするという
いやらしい現象が起きるので
傾きすぎるサイドスタンドを修理した
修理前 傾きすぎです!
サドスタンド接地部分に20ミリ厚の木片を敷いてみました
コレ位は起きるようにしたいが・・・
作業に掛かる前によ~く見ます
エキパイにボルトが当たって抜けないように
なってます 走行中に抜け落ちないように
万が一の時の安全策なんでしょう
先にエキパイとマフラーのネジを緩めてグラグラにしておきます
車体から外さなくてもOKでした
指で差している部分がかなり広がってます
先ずはこの部分から修正します
ここは叩いて直すしかないですね
すぼまり過ぎないように鉄板を挟んで叩きます!
この部分を強化したくて焼入れをすることを考えていたんだけど
専門家に相談したら「止めとけ」の一言で却下されました
「何時、折れるか分からんぞ!」 言われてみりゃその通りです
ボルトも経年の使用でくの字に曲がって
擦れる部分はコンマ2ミリ程、痩せてました
出来れば新品ボルトを使いたいが 今回は上下逆にして
使用します
さて これで、どれだけ車体の傾きが修正されたか?
フレームに取り付けて車体を預けてみます
だいぶん良くなったがもう少し起こしたいところです(没頭していて画像無)
もう、やるとしたらフレーム側のバカ穴を修正するしかないです!
やはり経年の使用で荷重のかかる外側部分が少し広がっます
ドリルで穴を開け直して 元と同じ径のカラーを叩き込むしかないが
旋盤でカラー作らないといけないし・・・
そこで一番手っ取り早い方法にしました
スタンドに下駄を履かせる方法です
ああぁ~そういえば中学の時に鉄下駄が流行っていたなぁ~
通学に履いているヤツもいた(笑)
早速、鉄下駄を製作する
コンターマシンで9ミリ厚の鉄板をスタンドの設置部分とおおよそ似た形状に切って
ヤスリがけで仕上げる
溶接した時に目立たないように少し小さめにするのがコツです!
、
その鉄下駄を溶接します
下手な溶接をベルトサンダーで研磨して誤魔化す
最近、この手のベルトサンダーが安く売られるようになりました
ベルト部分が360度回転するようになってます
木工が趣味の人にも良い道具かもね!
塗装して出来上がり
取り付けて出来上がり
全然目立たないです!
新車の時の傾き具合が分からないが
XS650はw3より傾いていたような記憶が有りますけど
もしかしたら新車の状態よりも、ほんの少し立ったかも知れないです。