やんちょの気まぐれ日記

ヤフーブログから、はてなブログへ引っ越して来ました。

三八豪雪

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昨日までの暖かさとは一転荒天。

朝刊には「県内きょう大雪の恐れ」とある。

今朝6時から24時までの時間帯予報では

すべて黒い帽子をかぶった雪だるまだ。

今現在、冷たい強風が吹き荒れてはいるが

幸い積雪はまったくない。




写真は昭和38年北陸地方を中心に

日本海側を襲った三八(サンパチ)豪雪の時に父が

仕事中に撮ったものである。

日時は記してなかったが、恐らく今頃だろう。

場所は私の住む加賀温泉郷片山津温泉

その当時、私は4才。

私ども家族5人は、北陸電力の片山津分所に住んでいた。

父以外に通いで来る男の人が2人いたように記憶している‥




電器店でしょうか?道路の雪が屋根の高さまで

到達ているし、店の入り口には雪の階段を

降りて入ったのだろう。

当時の話で、よく聞くのは、屋根雪を下ろすのではなく

上げたと言う。

雪のやり場が無い狭い路地では一階は

完全に埋まり2階の窓から出入りしたのだ。

私も温泉街のアーケードをまたいで通った

記憶がある。


それにトイレ、まだまだ水洗が普及して無い時代

大変であったであろう。


北陸本線大聖寺駅付近ではラッセル車が雪に乗り上げて脱線

一週間ほど経って雪が解け始め

そのまま元のレールに乗っかるエピソードも。


子供の頃は50センチ位の積雪は

当たり前のことだった。


そして暖冬慣れした今

30センチの雪でも大雪だと騒ぎ

事実大変なことになる。


「楽」に慣れることが一番怖い。