XL50S改 調子崩す
先日、幹線道路を10分間程 全開走行した後に急に調子が悪くなり
スピードも40キロ程しか出なくなった!
息も絶え絶えで家にたどり着き、早速に燃料系と点火系のチェックする
燃料系は問題なしだった
次は点火系
先ずはポイントからとギアプーラーでフライホイールを外そうとするが
外れない まだシャフトが焼けているからか?
冷めてからもう一度やってみるが外れない
これまで数回、画像のギアプーラーを使って外していたのに!
フライホイールに熱湯をかける方法もあるのだが
そんな荒治療は止めて素直に専用プーラーを買うことにした
それで価格を調べていたら760円だった
以外に安いので助かる(画像左のヤツ)
ミニモトが流行っているからか色んな専用工具が売ってますね
あっけない程簡単に抜けました
やっぱり専用工具だね!
ポイント接点が三日月状態に白く焼けていました
隙間ゲージを紙ヤスリで挟んでシコシコと往復させてやります
ゲージに07と見えますが0.07ミリです
ホンダ縦型エンジン点火時期にはすごく敏感です!ちょっとでも狂っていると
まったく調子出ません エンジンが温まると調子悪くなるのはここに原因
がある場合が多いように思います(タペットクリアランスは調整の上で)
そこで点火位置も合わせ直します これまでデジタルテスターで調整してたが
抵抗値がパラパラと変動してやりにくい
よく電球とバッテリーを使って明るさの変化をみるやり方が紹介されていますが
電球よりブザーの方が断然やり易いです
目は合わせマークに集中できるし、耳でブザーの音の変化を聞けるから
もっと早くに気が付くべきだった
導通でブザーが鳴るテスターを使いました ポイントが開いた瞬間に
ビーという高い音からブーという低い音に変わります
前から気になっていたシャフトのねじ山を目立てヤスリで修正した
恐らくピッチの違うナットでしめようとした見たいですね!
M12ピッチ1、5細目ネジのナットを探すが無いので
家から一番近いレッドバロンさんに注文しにいく
「ワッシヤーはいらないの?」とサービスの方が聞いてきたので
最初からワッシャー無かったことを思い出して
ワッシャーも注文
ナット40円 ワッシャー155円
注文から20時間でケータイに部品入りましたと電話あり!
電話代がナットの価格より高いのでは?
いつも気持ち良い対応です!
画像は無いですがプラグの点検では電極付近が白く焼けているので
メインジェットの番手も上げる事にした
ボアアップ時にノーマルの#72から#95に変更したままだった
とりあえず10番上げて#105にして走ってみる
少しボコ付く感じで吹けきらない
そこで5番下げて#100でまた走ってみる
今度はグングンスピードが乗りますね
モンキーのチューンに情熱を燃やす人のココロが少し分かった気がした
絶対的に排気量が小さい原付ゆえに ほんの少しのことで
パワーが変化する面白さがあります
情けないことにシニアグラスを掛けていてもジェットの番号が読めません
左から順にノーマルの#72 #95 #105
10番の差はパッと見ても分かるが5番の差はよ~く見ないと分からないです
なのに走りはかなりの違いだ!
すっかり元気を取り戻した赤くて小さくて可愛いヤツ
また山へ探検に行くからな。。。